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和歌山を元気にあたたかい改革

仁坂吉伸の思い

法治国家

2017年06月19日

 和歌山県には、2~3年の任期で優秀な国家公務員の諸君が幹部として出向で来てくれています。昔時々言われたのは、国家公務員の人たちは、東京の霞が関にいると仕事がきつくて大変だから、時として出向で地方に行くと、県庁などで大事にしてくれるから、楽しい生活を送れて人生の息抜きだと考えているような人が多いというような事でした。
 しかし、少なくとも今はそんな事はありません。各省で得た知識と卓越した頭脳と行動力を生かして、皆和歌山県のためにむちゃくちゃ働いてくれています。その中でも私が見ていて、この人は特によくやってくれているなあ、能力が高いなあ、人柄が良いなあと思うような人は、霞が関に帰っても大変立派な業績を上げて、それぞれの組織の中で大をなしているという事が後でよく分かるものです。

 今ばかりではありません。昔も和歌山県政史を紐解くと、大活躍をしてくれた人がたくさんいますし、その後とても偉くなられた人も、そして今でも県内で慕う人がたくさんいる人もいます。まだファンを大勢持っている人という事でしょうか。また、和歌山県政もいつも順風満帆というわけではありませんので、好ましからざる事が起こった時、その火消しを敢然とやってくれた人など、後世に語り継がれる人もいるわけです。

 そういう人の一人に現京都府知事、しかも全国知事会長の要職にある山田啓二さんがいます。自治省(今の総務省)の官僚として、市町村課長を昭和58年~昭和60年までやってくれました。知事は仮谷さんの時代ですが、その時は、結構地方の財政は豊かで、しかも締め付けも緩かったので、どうしてもルーズになり、特に市町村でいやな汚職や不祥事がたくさん起こりました。それを仮谷知事の命を受けて山田市町村課長がきっちりと処理をしてくれたのですが、おそらく大変で、筆舌に尽くしがたい苦労をされた事と思います。

 ところが、今や京都府知事ですから、これまた前知事汚職の後を受けた私と会うや、結構たくさんの人のいる前で「仁坂さん大変ですねえ、和歌山県は。私も課長時代市町村で起きた不祥事で苦労しましたが、何せ和歌山県は地方自治法が施行されていない県ですからねえ。」と大声でおっしゃるのです。和歌山県は法治国家ではないと言うことです。私の事を同情してくれるのはありがたいのですが、それでは和歌山県の評判はどんどん悪くなり、内外の企業で和歌山に投資したり、和歌山企業と取引をしたりしようとする企業はいなくなり、そんな変なところへ行ったら何されるか分からんから遊びに行くのもやめようと思われたら観光振興も何もあったものではありません。従って、私は山田知事に「過去のご苦労には敬意を表しますが、私が知事でいる今の和歌山は全くの法治国家ですからね。県の評判が悪くなるので、言わないで下さい。」と何度もお願いしました。その後は、そう公言される事はありません。

 今の和歌山県は、「法治国家ではない。」などと間違っても言われないようなめざましい改善を示しています。関西地方は犯罪率(刑法犯認知件数)が高い県が多いのですが、和歌山県はその減少が著しく、少しずつ発生率ランキングを下げています。また県警の皆さんの努力によって検挙率もかなり高い位置にあります。
 あれだけ大恥をかいた知事や市長の犯罪はもうありませんし、汚職についても厳しく規律を守ってきたお陰で大変少なくなっています。
 前知事逮捕の背景となった建設業を巡る環境も様変わりです。徹底的な公共調達制度の改善を行った結果、県を巡る官製談合はやろうと思ってもやりえない制度となっていますし、手心が加わる恐れのある制度などは極力なくしてしまいました。公共調達における業者指名は最早ありませんので、各企業は競争にさらされますが、制度をうまく工夫することによって、建設業者が過度に疲弊することなく、地域の雇用も守れ、適正利益も上げられるようにしています。
 経済活動に伴い、民間同士の不合理な利益誘導行為、たかり行為などについても厳しく対応をしています。例えば損害も出していないのに、迷惑料と称して漁業組合などに一定の金銭を提供する行為はそれを行った企業には公共調達制度上、一定の制裁を加えるという制度を作って、目を光らせています。公共機関とかその職員への脅し、たかりみたいな行為には特に厳しく対処していますから、今はもうほとんどありません。

 今や和歌山県は、日本でも最上位の「法治国家」なのです。日本は世界でも最高の法治国家だと私は信じています。少なくともビジネスの世界で日本企業が約束を守り、不正を働かず、日本の行政が法に基づく透明で安定的な制度を提供してきたからこそ、日本の今があると私は信じています。しからば、今や最上位の法治国家になった和歌山では、それを十分理解してくれる企業の活動によって、未来が微笑んでくれるはずだと私は信じます。

仁坂 吉伸

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