2024年6月17日、和歌山研究会の第14回勉強会を株式会社日本産業推進機構シニアパートナーの徳山一晃氏を講師に迎え「日本に拡がるプライベート・エクイティファンドとその社会的意義」をテーマに開催しました。
徳山氏は、投資対象が未公開株であるPE(プライベートエクイティ)ファンドについて、その概要を解説。自社の投資例を挙げつつ、PEファンドが後継者不在の企業の事業承継や収益性・資本効率性の低い企業の立て直しなど様々なシーンで活用されていると述べました。また、後継者不在の企業の割合が高い和歌山県など地方においても今後、ファンドの活用が広がるとし、その成否のカギは地域の金融機関が握っていると指摘。質疑応答でも和歌山が抱える諸問題について議論がなされました。