2月14日夜、和歌山市ホテルアバローム紀の国にて「和歌山県知事仁坂吉伸を囲む会」が開催されました。後援会メンバーを中心に準備万端整え、多くの方々に参加チケットをお買い上げいただき、さて皆様に思いの丈を申し上げて、楽しくお話をさせていただいてお礼を申し上げようと思っておりましたら、何と朝から大雪となりました。
和歌山市内の中心部は午後から雪が上がり、何とか通れるようになりましたが、ちょっと山手は積雪が深く、高速は全部止まり、一般道も例えば国道42号線は由良の峠で交通がストップするなど、とんでもない事になりました。
せっかくチケットをお買い下さり、ご出席をご予定下さっていた方に大変なご迷惑をかけ、これも私の不徳の致すところとこのメール画面の向こうで平身低頭いたしております。本当にすみませんでした。それでも他の交通手段に切り替える等により、多くの方々にご出席いただき、心から感謝いたしております。アバローム紀の国調べで700人の方々が会場いっぱいにお越し下さり、こんな悪天候なのにと感激いたしました。選挙の時にご支援いただいた自由民主党、公明党の代表に御挨拶を賜った上、国会議員の先生方、県議会の先生方、多くの市町村長の皆さん、市町村議会の皆さん、労働組合や自治会や各団体の幹部の皆さんなど、本当に文字通り足元のお悪い中お越し下さり、身に余るお褒めのお言葉や励ましのお言葉をいただきました。ありがとうございました。
私の方も大感激の中、大略つぎのようにお礼を申し上げました。
「あっという間の7年間余りであったが、生まれ故郷の知事として仕事をさせていただいて幸せである。また、国会議員には良き指導を賜り、県会議員の方々とは県政を熱く語る事ができ、市町村長さんには本当によく協力してもらい幸せである。何よりも幸せなのは皆さんのような友を得、友がどんどん増え、友とともに県政を作り上げられる事だ。
ただし楽なものではなかった。初選挙で県内を回って、これはいかんという事をいくつも発見した。高速道路も来ていないし、県内の道路はズタズタ、成長分野の産業の参入や成長が無く、成長率は自分の子どもの頃からその時まで47都道府県中ビリであった。おまけに、汚職と官製談合の克服までしなければならなかった。都市も空洞化が進んで随分寂しい。財政まで2年半でパンクのところであった。何とか栄光を取り戻そうと必死で働いてきた。さらに、大水害も起こり、政権交替でもうそこまで来ていた高速道路の四車線化などが取り上げられてしまった。でも諦めてはいかんので皆さんと力を合わせて頑張ってきたその結果、高速道路も県内ネットワークも国体まで飛躍的に整備され、汚職も官製談合もなくなり、財政も心配ないところまで来た。企業も随分呼んできて、地元産業の支援策も完成して、勇気づけ始めている。成長率はビリから全国14位まで上がった。大地震、津波政策も随分進んでいる。
でも今までの停滞がころっと改善されて、隆々たる和歌山が出来たかというとまだまだだ。それを思うと焦るような気持ちになり、もっと努力しないといかんと思っている。しかし、私には自分一人ではなく、一生懸命働いてくれる県庁職員がいる。何よりも皆さんのような県民の友がいる。友と一緒に働いていく事ができる。また、県民のチャンスという点で足を引っ張ってきた道路網の不備は格段になくなり、汚職や行政の遅れはもはやない。皆が力を合わせて活躍できる時代にある。今年から来年は全国の皆さんが和歌山へ来て下さるチャンスの年、さらに来年は国体で皆が力を合わせて和歌山ここにありという年だ。皆さんの心に沿うように私も精一杯頑張り続けたい。」
皆さん本当にありがとうございました。