あっぱれ週刊文春「トイレ探検隊」

最近色々とスクープ記事を連発して話題の週刊文春でありますが、3月24日号で和歌山のトイレについてうれしいルポ記事を出してくれました。九度山町からかつらぎ町、さらには和歌山城、旧田辺市の熊野古道沿い、白浜町、太地町とどこへ行っても、ウォッシュトイレに和式も組み合わせたきれいなトイレがいっぱいだと驚愕の念を持って述べてくれています。
和歌山県では平成25年度から「和歌山おもてなしトイレ大作戦」を展開してきて、皆が使うトイレはセンサー付きの小便器と少なくとも一つの温水洗浄器付き洋式トイレを備えること、また、特に多数の人が使うトイレは、これに加えてオストメイトを備えたトイレを用意することという運動をしてきましたが、皆で努力してきた結果、和歌山のトイレは地方部も含め文句なしに日本一の水準になっていると思います。何かと鋭い週刊文春が、このような和歌山のトイレを取り上げてくれたことに素直に喜びたいと思います。

トイレをきれいにする等おもてなしだけで、観光客を呼べるわけではないというのは、デービット・アトキンソンさんが指摘するとおりだと思いますが、和歌山は海も山川も熊野古道も高野山もその他歴史文化遺産もパンダも果物も海産物もたま2世も、魅力あふれる観光資源がたくさんあるのですから、それを求めて来て下さったお客様にきれいなトイレをお使いいただいて、間違っても不快な気分におなりにならないように気をつけるということは絶対に大事なことだと思います。かくなる上は、まだ少し不十分かと思われる小さな飲食店のトイレの改装も含めて、徹底的にこだわって、和歌山県の名声を高めましょう。(こういうお店にはうんと安い金利で改装資金をお貸しすることになっています。)