2023年6月19日、和歌山研究会の第３回勉強会を、東京都の城南信用金庫理事長である川本恭治氏（ご両親は和歌山市出身）を講師に迎えて開催しました。
川本氏は城南信金のルーツを興したのが和歌山ゆかりの人物であることに触れたうえで、「一に公益事業、二に公益事業、ただ公益事業に尽くせ」や「貸すも親切、貸さぬも親切」など受け継がれてきたイズムを紹介。それらを具現化した取組みとして、東日本大震災の復興支援や信金ネットワークを生かした商談会「よい仕事おこしフェア」の開催などを挙げました。また、信金の営業姿勢を預金・貸出の獲得から「困りごとに耳を傾ける」ことに転換した結果、地域とのウィンウィンな関係が生まれ、好業績にも結び付いたと分析しました。
営業エリアを限定されている信金の枠をはるかに超える活動の数々に、勉強会参加者の皆さんからは多くの質問が寄せられました。
