プロジェクトXより-ダイヤモンドプリンセス号事件 | 2024年12月12日 今年から復活したNHKのプロジェクトXは素晴らしい企画続きで、毎回感動の涙とともに視ています。そのうちで最近、とてもよい企画であるとともに私の係わった事柄との関係で新発見をした番組と、これはひどいではないかと名作続きの[...続きを読む]
まだ間に合う-藤崎大使の言葉 | 2024年12月8日 最近藤崎一郎元駐米大使の、「まだ間に合う 元駐米大使の置き土産」という本を読みました。少し前に産経新聞で回顧録を連載しておられて、そのお考えに私は随分共感するところが多かったのですが、その中で本書についても触れられてい[...続きを読む]
ひとはなぜ戦争をするのか~高野山会議から | 2024年8月12日 7月10日から13日まで、今や恒例行事になった高野山会議が高野山で開かれました。東京大学先端科学技術研究センターが主宰して、和歌山県や関係市町村、高野山大学、金剛峯寺の協力で毎年この時期に開いているもので、私が知事の時[...続きを読む]
女性検事総長就任 | 2024年7月9日 この夏の人事で検事総長に畝本直美さんが就任されました。検事さんと言うとちょっと強面のイメージがあって、そのトップに女性が就任というのですから、いささかびっくりしましたが、これまでの経歴をお聞きすると、かなり前から、今日[...続きを読む]
向山精二さんのご逝去を悼む | 2024年5月19日 向山精二さんが5月10日お亡くなりになりました。本当に素晴らしい人をなくしました。残念で仕方がありません。しかし、向山さんは、今や我々とは幽冥異にして、天国に行ってしまわれました。今はただ、向山さんの霊前に感謝と敬意を[...続きを読む]
プロジェクトX | 2024年4月14日 この4月からNHKで18年ぶりにプロジェクトXが再開されます。この間予告編的番組があったので、見ましたが、過去の放送のエピソードなどが紹介され、あらためて、プロジェクトXはとてもいい番組であったと思いました。18年ぶり[...続きを読む]
Give & give, take & takeの法則 | 2024年3月7日 Give & give, take & takeの法則 イマジニア株式会社のファウンダーにして、10ミニッツTVの主催者である神蔵孝之さんという方がいらっしゃいます。その神蔵さんが日本ビジネス協会([...続きを読む]
天知る、神知る、我知る、君知る | 2024年2月18日 今の教育に問題を唱える人がおっしゃる卓見は、教育ではリベラルアーツをもっと大事にしないといけないということです。私が尊敬している青葉学園の田村哲夫理事長が、そのことを強調しておられ、その主宰する渋谷学園渋谷中学高校と幕[...続きを読む]
八紘一宇の精神と日本の現地人教育 | 2023年12月27日 産経新聞のずっと続いている特集に「南と北の島物語」というのがあります。私もずっと読んでいるわけではないのですが、12月20日の記事に「私財で学校を作った男」という記事がありました。第一次大戦の結果、日本は旧ドイツ領の南[...続きを読む]
和歌山県岸本知事と全日空井上社長との対談-価値ある失敗- | 2023年7月24日 テレビ和歌山の「きのくに21」で岸本知事と全日空の井上慎一社長との対談を見ました。すばらしい内容だったと思います。 和歌山県では、県のPR番組として、テレビ和歌山で「きのくに21」を日曜の朝と夜に放送しています。30[...続きを読む]
何ちゅうことをするか | 2023年4月17日 たまたま東京にいた4月15日、和歌山の友人に電話をしたところ、大変なことですよというのが第一報でした。聞けば、和歌山に遊説中の岸田総理が襲われたとか。びっくり仰天でよく聞いたところ、命は勿論お怪我もなく、雑賀崎の漁港で[...続きを読む]
雀百まで踊りを忘れず | 2022年10月27日 「雀百まで踊りを忘れず」という諺があります。いくつになっても同じことを言っている、やっている、思い続けているといった意味だと思います。最近自分のことですが、この諺を思い出す場面に遭遇しました。 このところ和歌山市の西[...続きを読む]
モーニングと旅行かばん | 2022年6月30日 私は、ものもちがとても良いほうだと思います。身の回りのものも、気に入ったものはいつまでも使い続け、時々壊れますからプロに修理をしてもらって又使い続けます。気に入ったものはと申しましたが、次から次へと気に入ったものが現れ[...続きを読む]
友は裏切らない | 2022年6月9日 私が今までお付き合いをいただいてきた人の中には、いわゆる「大物」として世の中で尊敬されている人がいます。名を挙げるのは憚(はばか)られるので挙げませんが、そういう人に共通の生き方を挙げよと言われればそういう人は「友を裏[...続きを読む]
会津藩と保科正之 | 2019年10月7日 数年前に「八重の桜」というNHKの大河ドラマがありました。NHKの大河ドラマも朝ドラも、気に入ったのと、あんまり面白くないので見ないでもいいなあというのと、腹が立つから絶対に見るもんかというものとがありますが、この「八[...続きを読む]
友は裏切らない | 2018年10月1日 この言葉を私は、自分を律する規律の一つとして重視しています。友情というと、もっと積極的で、かつエモーショナルな響きがありますが、私は友情を育むという余裕がない時でも、少なくとも友を裏切ることだけはすまいと思っています。[...続きを読む]
持続する意思 | 2017年12月25日 塩野七生さんの地中海世界についての本はとてもおもしろく、愛読していますが、所々に塩野さん特有の「いなせな決め言葉」が出てくるのがなかなかうならせるものがあります。塩野さんは女性だけれど、男の美学みたいなものの語り部とし[...続きを読む]
自分のことばっかり | 2017年9月28日 この間、ある町の区長さん達の研修会にお呼ばれした時、皆さんとお話をしていたら、そのうちのお一人が「選挙だというので見ていたら、候補者があの党からこの党へ変わるというのが続発しているけれど、皆自分が通りたいだけ、自分のこ[...続きを読む]
村上世彰さんとの思い出 | 2017年9月4日 村上ファンドの創始者で一世を風靡し、そしてインサイダー取引の罪に問われて、当時天下の大悪人のように思われ、ひょっとすると今でも思われている村上世彰さんが本を書きました。「生涯投資家」といって文藝春秋から出版されました。[...続きを読む]
君の行く道は果てしなく遠い | 2017年7月10日 昔は音楽愛好からほど遠い生活を送っていた私ですが、ミラノ在住の時、小さい娘がピアノで活躍していたことをきっかけに、中々音楽も良いなあと思い始め、クラシックの演奏を時々聴きに行き、私たちの若い頃流行ったニューミュージック[...続きを読む]
『ルリボシカミキリの青』 | 2017年4月17日 いいタイトルではありませんか。このタイトルに惹かれて、また福岡ハカセこと福岡伸一氏の本を買いました。どこかに連載したものの再掲のようですが、いずれも良いことを言うなあという話でした。 ルリボシカミキリというのは、日本[...続きを読む]
創造力は想像力 | 2017年4月3日 私は、けっこう県下を飛び回っています。東京や大阪、外国にも「営業」などに行きますし、ねんりんピックやワールドマスターズゲームの先催地の視察勉強にも行かなければならないので、どうしても移動時間が長くなります。居眠りと読書[...続きを読む]
生業に励め | 2017年1月16日 和歌山県には有為な青年ビジネスマンがたくさんおられます。業種を問わずです。農業や林業や漁業の世界にもこれは立派だと思う若者がたくさんいて、それぞれの仕事(ビジネス)に励んでくれています。 そういう人たちは、自分の仕事[...続きを読む]
なまけもの | 2016年11月21日 南米にいる動物の名前ではありません。私のことです。 後援会の方々をはじめ、皆さんよく「仁坂知事はよく働くねえ、タフやねえ」と言ってくれるのですが、実は私はなまけものです。 どうもコツコツとたゆまず努力するという事が[...続きを読む]
アリとキリギリス | 2016年11月14日 アリとキリギリスという有名な話があります。キリギリスは夏のよい季節の時は歌いまくって楽しく過ごし、その間アリはせっせと巣を作り食料を集める。そして冬になって食料が無くなって、尾羽打ち枯らしたキリギリスは、アリのもとを訪[...続きを読む]
そうだ、そうだ | 2016年10月31日 今年のノーベル賞の医学・生理学賞を、大隅良典さんが受賞されました。「すべての動植物に備わる生命活動の基本となる仕組み=オートファジー」の研究だそうです。TVでよく出てくるのを拝見する度に、人柄とかが滲み出て業績の中身以[...続きを読む]
上から目線 | 2016年9月26日 最近、民進党の代表選が行われ、ひとしきりマスコミで報道がなされました。蓮舫さん、前原誠司さんに加え、若い玉木雄一郎さんも立って、結果は蓮舫さんが大差で選ばれました。国政野党第一党の代表として、日本のためにいい仕事をして[...続きを読む]
「お国のために」と「君死にたまふことなかれ」 | 2016年8月22日 最近新聞で自殺に関するデータが発表されました。全国で13,211人(今年1月から7月まで)と随分多くの人が自ら命を絶っています。 昨年1年間では、交通事故で亡くなった人が4,117人、自然災害で亡くなった人が94人([...続きを読む]
人脈について | 2016年4月11日 4月1日には、毎年大人事異動があります。せっかく仲良くなったのに、また知らない人が来て大迷惑だという県民の皆さんの声もあり、前よりは異動期間を長くしていますが、それでもいつか異動の時がきます。それで私は職員の皆さんに、引[...続きを読む]
少女よ 泣くのはお止め | 2015年12月28日 小椋佳さんの歌に「さらば青春」というのがあります。 「僕は呼びかけはしない、遠く過ぎ去るものに・・・・・」という調子の歌ですが、その中に「少女よ泣くのはお止め」というフレーズがあります。前後の脈絡も私には理解できないので[...続きを読む]
大放言 | 2015年12月14日 百田尚樹さんという作家がいます。「永遠の0」とか数々の心を打つ名作を書かれた作家です。安倍首相とも親交があるのか、選ばれてNHK経営委員会委員などもしている人です。日頃から歯に衣着せぬ発言をして、一部のマスコミなどに叩か[...続きを読む]
夢は途中 | 2015年12月7日 和歌山には、才能がとってもある(と私は思う)のに、和歌山にこだわって和歌山でだけ音楽活動をしているアーティストの人がたくさんいます。和歌山の人は知る人ぞ知るでファンも多いのですが、マスコミなどには中々乗りにくいので、全国[...続きを読む]
だめなところばかりあげつらうな | 2015年8月31日 自由民主党総務会長二階俊博先生がよく言われます。 シンポジウムとか講演会とか道路の開通式とかで、スピーチを頼まれた人が非常によく言うことの一つに、我々はこんなに遅れているとか、他と比べてこんなに劣っているとか、○×は[...続きを読む]
金の時代 | 2015年8月24日 私の好きな作家に、北杜夫さんがいます。最近お亡くなりになりました。何故好きかというと、雰囲気、趣味がとても感性に合うという事もありますが、北杜夫さんも昆虫少年だからと言う事もあります。 傑作は「白きたおやかな峰」とか[...続きを読む]
反大勢 | 2015年7月27日 「日本人に生まれて、まあよかった」という本があります。私もかねがねそう思っているものですから、題名に引かれて買ったのですが、著者は平川祐弘さん。比較文化史の大家で、「和魂洋才の系譜」など素晴らしい業績のある方で、知の達[...続きを読む]
島正博さんの言葉 | 2015年6月29日 和歌山が誇る発明の天才、(株)島精機製作所社長の島 正博さんが企業家倶楽部が毎年出している企業家大賞を今年授与されました。万歳です。 最近島精機の社外取締役になった一柳良雄さんは、島さんの事を日本のエジソンと呼んでい[...続きを読む]
おもてなしの心 | 2015年6月22日 国体を控えて「おもてなしの心」という言葉をよく言います。国体で和歌山に来て下さった方々に、心から楽しんでもらえるように、不快な思いをさせることがないように、みんなで「おもてなしの心」を磨きましょう、というわけです。 [...続きを読む]
センシティビティ | 2015年6月15日 英語で恐縮ですがsensitivityと書きます。訳をすると感受性とか相手を思いやるとかになると思います。私は若い頃、通産省で貿易摩擦対策を何度も担当しました。当時は日本産業の競争力がとても強く、ややもすると、欧米の企[...続きを読む]
微笑みの国 | 2015年6月1日 世界にはいろいろな国があり、その人々の行動には皆特色があります。私は、日本人の行動原理や慣習、文化はとても素晴らしいものが多いと思っていますので、「外国では」と何でも外国の方が良いように言う人には少し反感を覚えます。し[...続きを読む]
和歌山の青年よ、奮起せよ | 2015年5月4日 最近、和歌山でも仕事に前向きに取り組んで業績を伸ばしたり、全国的な賞をもらったりする例が増えてきました。しかし、和歌山の長期的退勢を食い止め、反転攻勢に出るには民間企業や人のイノベーションがまだまだ数、程度ともに足りま[...続きを読む]
高校生集団万引き事件に思う | 2015年4月27日 最近私にとって最も衝撃的であった事件は、ソウルにおける集団万引き事件です。20数人のサッカー部の高校生がソウルの大型店で集団万引きをしたというのです。サッカーの試合をしに韓国に遠征した時の話だそうです。本当に驚きです。[...続きを読む]
「痩せたソクラテス」 | 2015年4月20日 最近、東京大学教養学部の卒業式で石井洋二郎学部長(当時)が卒業生に話した式辞がネットで話題を呼んでいるそうです。 私も読ませてもらって大変感心しました。石井さんには、私はお会いした事はありませんが、同年で東大に入られ[...続きを読む]
レオナルド・ダ・ヴィンチの「なぜ」 | 2015年4月6日 またまた塩野七生さんです。私はミラノ時代、当時のJETROミラノセンターの新旧所長交代式の際一度だけ直接お話させていただいた事があります。後は全部著作を読んでお付き合いをさせていただいています。「十字軍物語」以外は全部[...続きを読む]
和中魂と徳川頼宜 | 2015年3月23日 私の母校桐蔭高校の前身は和歌山中学ですが、和歌山中学というと忘れてはならないのが和中魂であります。私が高校時代国語を教えていただいた多紀治子先生の父上で、やはり和歌山中学の漢文の先生として尊敬されていた多紀仁之助氏がお[...続きを読む]
「まいど」 と 「おかげさまで」 | 2015年3月9日 大阪の特に商売人の人は、挨拶の第一声が「まいど」の人が多いようです。私と特に仲の良い方もよく使うので、そういう人とは私もちょっとおちょけて「まいど」という御挨拶をしています。私の実家も中小企業でしたが、私の小さい頃は会[...続きを読む]
和を以て貴しとなす | 2015年1月26日 メタンハイドレートの賦存調査で御協力を願っている青山繁晴さんがまた本を書かれました。「ぼくらの真実」といいます。その中で青山さんは、私達は民主主義を戦後米国に教わったというように教育されたが、日本こそずっと昔から民主主[...続きを読む]
小泉信三先生 | 2014年9月29日 少し旧聞になりますが、8月15日の読売新聞に小泉信三さんの次女小泉妙さんの筆になる小泉信三さんについての記事が出ていました。色々思い、すぐこの文を書こうと思いながら多忙に紛れてしまいました。 4年前私の父が亡くなった[...続きを読む]
ブラジル移民の言葉 | 2014年7月7日 先日(6月30日)テレビ和歌山で、「海を渡った和歌山県人たち~ブラジル移民の軌跡・そして次の世代へ~」が放映されました。和歌山県人会60周年のお祝いに、私も含めて和歌山県一行も大挙ブラジルを訪問した時に、山田アナウンサー[...続きを読む]
再び小野田寛郎さんについて | 2014年2月24日 前回(平成26年1月27日付)「小野田寛郎さんを悼む」というメッセージを書かせてもらいましたが、朝日新聞の和歌山版「紀のひと」に、ご生前になされたインタビューをもとに小野田さんのご発言などが出てまいりますが、それを読ま[...続きを読む]
小野田寛郎さんを悼む | 2014年1月27日 1月16日小野田寛郎さんの死去が報じられました。91歳でした。心からお悔やみ申し上げます。 小野田さんがルバング島から生還したのは昭和49年(1974年)。その模様やいきさつは広く報じられましたので、皆さんご存知の事[...続きを読む]
「永遠の0(ゼロ)」に思う(続) | 2013年11月18日 百田尚樹さんの「永遠の0(ゼロ)」の続きです。その中で県政遂行上、特に心を引き締めなければならぬという事をいくつか感じましたので申し述べます。 一つは、指導者が心得なければならぬ事。行くか、退くかすべてに勇気を持つこ[...続きを読む]
永遠の0(ゼロ) | 2013年11月11日 百田尚樹さんの「永遠の0(ゼロ)」を読みました。本屋でたくさん平積みになっているのを見つけて、何気なく買ってしまったのです。結構古い本で、百田さんの初小説のようです。きっと、もうじき映画化されるというのと、百田さんがN[...続きを読む]
食材虚偽表示に思う | 2013年11月4日 阪急阪神ホテルズのメニューと異なる食材を使った虚偽表示問題は、その後、大丸松坂屋とか高島屋に入居している有名レストランチェーンや食材店とかにも飛び火してとどまるところを知りません。ついにはあろうことか奈良の老舗料理屋さ[...続きを読む]
成川先生の言葉 | 2013年10月7日 和歌山県病院協会の成川守彦会長は、大変立派な方で、和歌山県の医療の向上を誰よりも真剣に考えて下さっていると思いますし、その手法も、医師この事だけに限らず、病院で働いている看護師はもちろん、他の薬剤師、理学療法士など数多[...続きを読む]
定向進化 | 2013年9月16日 昔学校で生物の時間に進化論を習いました。その時覚えた概念がこの定向進化です。進化論は今でも根っ子からくつがえるような話がいっぱいあって訳がわからんのですが、その中のひとつがこの定向進化です。例としては極北の地のヘラジカ[...続きを読む]
わが心の誇り 桐蔭高校同級生 | 2012年12月10日 手元に一冊の本があります。「伊勢神宮のこころ、式年遷宮の意味」小堀邦夫著です。著者にお会いした時直接いただきました。2年ほど前知事会で伊勢に行き、式年遷宮を控えて、その準備に大童の伊勢神宮に行き、様々なことを分かりやす[...続きを読む]
総評論家時代 | 2012年10月29日 和歌山には魅力的な所がいっぱいあります。世界で二つしかない道の世界遺産、高野、熊野があるし、ほれぼれするような海岸美やうっとりするような渓谷美や、緑の山々や、よりどりみどりの温泉や日本有数の文化財やパンダやタマちゃんま[...続きを読む]
井上成美 | 2012年8月27日 井上成美(しげよし)という人がいます。海軍提督です。海軍の中では条約派の流れをくむ人で、冷静に戦争が起きればどうなるかを分析し、無謀な開戦の方に日本を引っ張っていく動きを食い止めようとした人です。日本が日独伊三国同盟に[...続きを読む]
うれしいこと | 2012年4月9日 後援会の有力メンバーとお話をしていたら、業績が好調だと聞いてうれしくなりました。 聞くところによると、「県知事も一生懸命ようやっているので、自分らもがんばらにゃいかんと熱心に仕事に取り組みだした」とのことです。こんなう[...続きを読む]
ある若い店員さんの話 | 2011年12月16日 最近の出来事です。電車を利用して出張して、ある駅で売店に入りました。パン屋さんです。小さいお店で、おいしそうなパンが並んでいて、若い女性の店員さんがお店を守っておられました。実は私は、メロンパンが大好きで、「このメロン[...続きを読む]
しっかりと | 2011年11月28日 私も今や、政治家でありますが、政治家のよく使う言葉で「しっかりと」という言葉があります。「○○についてはしっかりと調査して、その対応についてはしっかりと措置していく所存であります」といった具合に使います。人によっては、[...続きを読む]
戦没者慰霊祭 | 2011年6月27日 和歌山では毎年5月5日に戦没者慰霊祭が行われます。私は、毎年出席して追悼の辞を述べさせていただいております。歴代知事はほとんど出ていなかったそうですが、私は、家族のため、郷土のため、国のために犠牲になった戦没者を悼まな[...続きを読む]
戦争責任 | 2011年6月20日 8月15日は終戦記念日です。日本が無謀な戦争に邁進し、完膚無きまでにたたきのめされた敗戦の記念日です。多くの人の生命を奪い、幸せを踏みにじったこの戦争の責任は誰にあるのか、そのような議論が時々起こります。曰く、軍部にあ[...続きを読む]
太地の捕鯨 | 2011年5月30日 NHKのドキュメンタリー番組「NHKスペシャル クジラと生きる」を見ました。立派な番組であったと思います。長い時間をかけてじっくり取材をし、太地の漁民の人々がどんなに苦労して生活を守り、また生物の命を絶つという行為に様[...続きを読む]
大谷吉継と小早川秀秋 | 2011年4月12日 関ヶ原の戦いは、文字通り天下分け目の決戦でした。この戦いを制した徳川家康は、その後時間をかけて豊臣家を追いつめ、大坂夏の陣により、これを滅して徳川幕藩体制を築きました。 関ヶ原の戦いにおいては、数々のエピソードが生まれ[...続きを読む]
春夏秋冬の心 | 2010年7月12日 病院協会の成川会長には、日頃から色々と有益な意見をいただいたり、お医者さん以外の病院関係者との意見交換会を組織していただいたり、大変お世話 になっておりますが、先生御自身は演説の名人でもいらっしゃいます。それも実に心を打[...続きを読む]